っていう名のタイマンEDH用のルールがあるみたいです。

http://duelcommander.com/

英語版しかないサイトですけど、簡単に普通のEDHとの違いを列挙していきます。


・基本ルール
1.初期ライフは30
2.ジェネラルが墓地か追放領域にいくときだけではなく、ライブラリーの中(上でも下でも中でも)に入るときにも代わりに統率領域に戻せる
3.通常とは異なる禁止リストを用いる(リンクからBanlistをクリックすれば見れる)
4.トーナメントにおいては、
 マッチは2本先取
 時間は最低55分
 サイドボード無し


・普通では禁止でない禁止カード
《古えの墳墓/Ancient Tomb(TMP)》
《基本に帰れ/Back to Basics(USG)》
《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(10E)》
《丸砥石/Grindstone(TMP)》
《隠遁ドルイド/Hermit Druid(STH)》
《謙虚/Humility(TMP)》
《伝国の玉璽/Imperial Seal(PTK)》
《Mana Crypt》
《Mana Drain(LEG)》
《魔力の櫃/Mana Vault(5ED)》
《精神錯乱/Mind Twist(4ED)》
《Mishra’s Workshop(ATQ)》
《ネクロポーテンス/Necropotence(ICE)》
《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CHK)》
《セラの高位僧/Serra Ascendant》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《露天鉱床/Strip Mine(4ED)》
《The Tabernacle at Pendrell Vale(LEG)》
《吸血の教示者/Vampiric Tutor(6ED)》
《消失/Vanishing(VIS)》
《冬の宝珠/Winter Orb(5ED)》

NEW! 《忠臣/Loyal Retainers(PTK)》

統率者として指定できない
《トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest》


大体禁止の理由は
・片方が引いたら一気に理不尽なマナ差を広げるカード(《古えの墳墓/Ancient Tomb(TMP)》《Mana Crypt》《魔力の櫃/Mana Vault(5ED)》《Mishra’s Workshop(ATQ)》《太陽の指輪/Sol Ring》)
・デッキによっては触れないままゲロはいてグダるカード(《基本に帰れ/Back to Basics(USG)》《謙虚/Humility(TMP)》)
・簡単にロックのかかるカード(《露天鉱床/Strip Mine(4ED)》《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(10E)》《The Tabernacle at Pendrell Vale(LEG)》《冬の宝珠/Winter Orb(5ED)》)
・簡単にコンボが決まるカード(《伝国の玉璽/Imperial Seal(PTK)》《吸血の教示者/Vampiric Tutor(6ED)》)
・1対1だとさすがにアド差が激しくてゲームにならないもの(《Mana Drain(LEG)》《精神錯乱/Mind Twist(4ED)》《ネクロポーテンス/Necropotence(ICE)》)
・時間かかる(《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top(CHK)》)
・出たら別ゲー(《セラの高位僧/Serra Ascendant》)
・ジェネラルが吹っ飛ばされるとめんどくさい(《消失/Vanishing(VIS)》)

あたりだと思います。
白は《セラの高位僧/Serra Ascendant》ブッパ以外は普通のデッキの速度&妨害耐性なので他には特に制限なし(《謙虚/Humility(TMP)》は触れない赤黒系デッキにとっては別ゲーと化すので)
青は圧倒的なマナ差を広げる《Mana Drain(LEG)》、簡単に多色の相手をロックできる《基本に帰れ/Back to Basics(USG)》
黒は優秀な1マナサーチである《伝国の玉璽/Imperial Seal(PTK)》《吸血の教示者/Vampiric Tutor(6ED)》を禁止して速攻で無限コンボそろえてGGっていう展開を容易にはさせないことで制限
赤はノータッチ
緑はタイマンだと妨害が少ないから隆盛することが容易に予想される緑単の中でも最強候補の《迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking(CHK)》を抑えるために《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(10E)》や《露天鉱床/Strip Mine(4ED)》を封じているのかも

大体各色に制限がかかる形に。



・普通は禁止だが解禁されるカード
《生命の律動/Biorhythm(ONS)》
《合同勝利/Coalition Victory(TSB)》
《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
《Fastbond(LEB)》
《グリセルブランド/Griselbrand》
《限りある資源/Limited Resources(EXO)》
《金属細工師/Metalworker(UDS)》
《一望の鏡/Panoptic Mirror(DST)》
《絵描きの召使い/Painter’s Servant(SHM)》
《原始のタイタン/Primeval Titan》
《繰り返す悪夢/Recurring Nightmare(EXO)》
《隔離するタイタン/Sundering Titan(DST)》
《星の揺らぎ/Sway of the Stars(BOK)》
《企業秘密/Trade Secrets》
《激動/Upheaval(ODY)》
《世界火/Worldfire》

統率者として解禁されるカード
《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star(CHK)》


大体は多人数戦だからこそ禁止になったカード(《生命の律動/Biorhythm(ONS)》や《限りある資源/Limited Resources(EXO)》、《星の揺らぎ/Sway of the Stars(BOK)》、《世界火/Worldfire》、《企業秘密/Trade Secrets》)。



このままのルールだと、マッチ戦なのにサイドボードを使えないから最悪3本ともお互い同じデッキのままゲームを続けるはめになったりとちょっと疑問点は残りますね。

ただ、禁止カードが《Mana Crypt》やら《Mishra’s Workshop(ATQ)》やら、クッソ高いけどEDHでしか使わないみたいなカードになっているので、普通のEDHよりも更に敷居が低くて新規参入者が多く見込めるフォーマットになってます。レガシーと違ってそこまでデュアランフェッチの重要性も無いですし。

実際に海外のBazaar of Moxenっていう大会のサイドイベント?でこのフォーマットで大会が開かれていて、毎回好評みたいです。


たまたま今組んでる《精霊の魂、アニマー/Animar, Soul of Elements》がこのフォーマットの禁止制限に合致してるので仮に大会があったとしてもこのまま参加できるような形なんですけど、日本ではぜんぜん聞かないですね・・・もっと流行ってくれると面白そうなんですけど・・・



コメント

たまりゅん
2013年9月16日23:36

通りすがりですが、凄い面白そうだと僕も思いました!

PPU@キアヌ
2013年9月17日22:00

コメントありがとうございます。
まだ実際にやった事ないのでどういう環境になるのかちょっと興味わきますよね~

ごらく
2013年9月18日22:34

デッキ組んだから今度やってみよう。

紅蓮の花
2013年9月19日20:32

オレもこれ組むわ

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