最近ウィッシュボードについてちょっと考えたので。
ちょっとと言っても本当にちょっとで、具体的に言うと10分ぐらいですw


ウィッシュボードは「タイミングが限定的ながら、そのタイミングだけ見ればめちゃくちゃ強いカードを突っ込んでおく場所」だと思っていて、状況をひっくり返せる力があるのはソーサリーに多いので(リセットとか)、赤願いだけ採用してます。

ただ、赤願い自体が2マナと軽いは軽いのですが、持ってくるものが重かったり、そもそも赤願いを持ってくるためのアクションが必要(引き裂かれた記憶を変成)だったりで結構隙が大きく、割に合わない感じになる事が多いです。
ちょっと考えれば気付けた事なんですが、ウィッシュボードから持ってきてそのターンに撃てないと弱いものなので、ウィッシュボードに入れるものは全て2マナ重くなるって事を前提にして採用して行かないといけないんですよね。


今現在のウィッシュボードと採用理由


《今を生きる/Seize the Day(ODY)》・・・《スラクジムンダール/Thraximundar(ARB)》が動き出してから一瞬でジェネラルダメージ21点稼ぐために。《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》との相性がマッハすぎて頭おかしくなる。大体決まれば勝つ。
最初は《世界大戦/World at War(ROE)》を採用していたが、そもそも2体以上であんまり殴らないのでこれで。あと2発目を次のターンに撃つんじゃ間に合わない事があるので。

《冒涜の行動/Blasphemous Act(ISD)》・・・クリーチャーリセット。《滅び/Damnation(PLC)》はその軽さと対処出来る範囲の広さから、《苦痛の命令/Decree of Pain(SCG)》はサイクリングがクッソ使いやすい事からどちらもサイドには落とせずにメインに採用しており、そうするとこれぐらいしかサイドに取れる全除去がなかった。大体これ撃つ時は2~3マナで撃てるから軽いし。

《汚損破/Vandalblast(RTR)》・・・アーティファクトリセット。メインに採用するか怪しい。メインだと《モグの分捕り/Mogg Salvage(NEM)》とスペースを争うのがキッツい。本当はどっちも入れたい。でもメインに入れちゃうとサイドに入れるアーティファクトリセット枠が次は《溶融/Meltdown(USG)》になっちゃって、これだと自分への被害がキツそう。《粉砕の嵐/Shatterstorm(10E)》よりはましだけどw


《灰は灰に/Ashes to Ashes(5ED)》・・・クリーチャー破壊。破壊じゃなくて追放だから頑強系(というか森滅ぼし)にめっちゃ強いし、2枚いけるからブロッカーを一気にどかしたい時に使える。5点くらうのは誤差だと思いたい。TheDark版があるから使いたい。


《ファイレクシアの愛撫/Caress of Phyrexia(NPH)》・・・あと数点の毒で勝てる時に。カード自体のフレイバーとか好きだから使いたいっていうのもあるw
「私は弱い。私を・・・・・・理想の・・・・・・姿に。」



《呪文ねじり/Spelltwine(M13)》・・・タイムワープ撃ったり相手の除去を使ったり。普通にメインに入れても良いかもしれない。でも何も考えずに撃ってもちょっとアドバンテージ取れるだけのソーサリーになっちゃう。序盤に引いても大体破る以外の用途に使わないからサイドに一応入れてみた。


《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit(NPH)》・・・序盤に赤願いを引いた時用。あと1点だけの毒の時に撃つと気持ち良くなれる。


《死後の一突き/Postmortem Lunge(NPH)》・・・リアニ用。再活性も考えたけど、大抵の場合スキジリクスとか適当なクリーチャーを釣ってすぐに殴って終わらせたいので、何を釣っても速攻持たせれるこれを採用。


《非業の死/Perish(TMP)》・・・スラダンが場に出てて殴れない時は大体相手が緑でブロッカーめっちゃ並べてる時なので、相手だけ流す用。色対策枠。


《ひずみの一撃/Distortion Strike(ROE)》・・・ブロッカーがいるならブロックされなくすればいい。打点が上がるのもたまに役に立つ。


一応サイド10枚取ってるわけですが、最近気付いたのが、この内マジで数枚しか持ってくる機会が無いという事実。
その数枚が
《今を生きる/Seize the Day(ODY)》
《冒涜の行動/Blasphemous Act(ISD)》
《汚損破/Vandalblast(RTR)》
これ。《非業の死/Perish(TMP)》と《ひずみの一撃/Distortion Strike(ROE)》はまだ採用してから日が浅いので持ってくるシーンがまだ無いっていうだけだと信じたい。

《灰は灰に/Ashes to Ashes(5ED)》・・・これじゃないといけない場面が少ない。邪魔なクリーチャーは大体緑(ブロッカー多数)だったり(=非業の死かひずみの一撃でOK)、そもそもこっちがクリーチャー展開出来て無い時(相手の展開が早すぎ、ラワンが出てスラダンが出せてない)だったり(=冒涜の行動でOK)するので。

《ファイレクシアの愛撫/Caress of Phyrexia(NPH)》・・・あと数点で削れるっていう場面まで持って行けない。それだったら《突撃のストロボ/Assault Strobe(SOM)》入れてその数点を削れてるようにした方がいい。

《呪文ねじり/Spelltwine(M13)》・・・目的が不明瞭。これを撃てるようになるまで赤願いを手札に抱えておく事がまず無い。デッキがリアクティブすぎるっていう難点はある。

《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit(NPH)》・・・あと1点だけ毒っていう場面はまず無い。初手に赤願い来たらマリガンすればいい。序盤に普通に引いてきたとしても後々に劇的に効くカードを持ってくるために温存しておくことが多いし。

《死後の一突き/Postmortem Lunge(NPH)》・・・重い。他のリアニスペルも重い。《再活性/Reanimate(TMP)》はライフルーズが痛い。


つまり今の所ウィッシュボードとして実質機能してるのは《今を生きる/Seize the Day(ODY)》《冒涜の行動/Blasphemous Act(ISD)》《汚損破/Vandalblast(RTR)》《非業の死/Perish(TMP)》《ひずみの一撃/Distortion Strike(ROE)》だけ。

最近この事について悩んでました。しかもメインデッキの構成も段々あやふやになってきて、長期戦を見越したカードと最序盤に強いカードの割合と選択についても特に悩んでました。
限定的にしか強くないカード(《汚れた一撃/Tainted Strike(SOM)》、《ラクドスの魔除け/Rakdos Charm(RTR)》、《疑念の影/Shadow of Doubt(RAV)》など)がデッキに入ってて、噛み合わない相手と当たると本当に何も出来ずにマグロ状態になってしまう事が多々あり、そもそも構築が間違ってるんじゃないかとめっちゃ悩んでました。


それでさっき歩いてて気付いたのが、青願いも入れようって事。
最初にウィッシュボード作った時は、願いを引いた時は、いついかなる状況で引いても対応できるように10枚全て異なる状況で光るカードを入れよう!と思ってたので、2種類の願いを併用することなんて全く考えてなかったんですが、冷静に考えて5枚しか使わないんなら他の願い使っても良いじゃん、と。
「限定的にしか強くないカード」ってそれウィッシュボードに入れるカードの事じゃんっていう。


長々と書きましたが、つまり青願い用のウィッシュボードも作るって考えに至ったわけです。

採用予定のカード

《否認/Negate(M10)》・・・とりあえず大体打ち消せる。
《汚れた一撃/Tainted Strike(SOM)》・・・止めの一撃に。
《疑念の影/Shadow of Doubt(RAV)》・・・《歯と爪/Tooth and Nail(MRD)》、《自然の秩序/Natural Order(POR)》、《袖の下/Bribery(8ED)》など各種ヤバいサーチ系に。
《ラクドスの魔除け/Rakdos Charm(RTR)》・・・墓地対策、双子対策。
《猿術/Pongify(PLC)》・・・確定除去。《終止/Terminate(PLS)》の2枚目。
《紅蓮破/Pyroblast(5ED)》・・・メインに《赤霊破/Red Elemental Blast(4ED)》があるけど2枚目取ると流石に卓の状況によって腐るので。
《記憶の略取/Memory Plunder(SHM)》・・・《呪文ねじり/Spelltwine(M13)》と同じ結末を迎えそうだけどw
《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift(RTR)》・・・バウンス
《死体のダンス/Corpse Dance(TMP)》・・・リアニ。インスタントでバイバック持ってるから何度も使えてアド取れそう。サクり台が無いから微妙かもだけど。
《残響する真実/Echoing Truth(DST)》・・・バウンス
《捕縛の言葉/Word of Seizing(TSP)》・・・刹那を持ってるから妨害妨害されないし、一応なんでも奪える
《クローシスの魔除け/Crosis’s Charm(PLS)》・・・丸い。除去、バウンス、アーティファクト破壊となんでも出来る。流石にメイン向けか?
《嘘か真か/Fact or Fiction(CMD)》・・・アドバンテージ稼ぎたい
《インプの悪戯/Imp’s Mischief(PLC)》・・・《誤った指図/Misdirection(MMQ)》のホイルが高いので。
《荒残/Rack and Ruin(ULG)》・・・アーティファクトめっちゃ壊したい時に。


今の所はこんな感じ。一番助かるのは、メインに入ってる軽いけどカードパワーが低いインスタントを減らせるからその分ドローとかマナ加速とかに回せる点。
本当は《精神的つまづき/Mental Misstep(NPH)》とか《無効/Annul(MRD)》とかも限定的なカードだからサイドに入れるべきなんだけど、これらは初手に欲しいものなのでウィッシュボード向きではないと判断。難しい。


なんにせよ願いはそれぞれ1回ずつしか撃てないのがキッツい。《ニヴィックスのギルド魔道士/Nivix Guildmage(RTR)》でコピーしても良いんだけど・・・流石に重い。


とりあえずウィッシュボードはすぐに解答が出なさそうなのでしばらくはここをいじって行けそう。

コメント

アッシバー
アッシバー
2013年8月31日10:53

赤黒EDHのウィッシュ考えてて、凄く参考になりました。
《今を生きる/Seize the Day》は知らなかった!

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