SOMブロック+M12 記憶に残るカード
2012年9月25日 MTG-スタン コメント (4)いつもこの時期は適当にパパっと追悼式終わらせてるんですが、特に日記のネタも無いので流行りのTOP10とやらをやってみます。
10位《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》
緑白の復讐蔦デッキの頃お世話になったカード。石鍛冶からこれを持ってくるのが基本。
殴打頭蓋のせいで石鍛冶が禁止になってからは普通に枚数積まないといけなくなったが、それでも普通に強かった。
テゼレットを使い始めてからはこいつを5/5にして殴ったり、殻を5/5にしてこれを持たせて殴ったりと意味不明な行動に巻き込んでしまって申し訳ない気持ちでいっぱいです。
9位《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite(NPH)》
カウブレ全盛期のニッセン予選時に緑白にピン差ししていた最終兵器。
カウブレに対しては通れば勝ちだけど基本通らないのでサイドインしていなかったが、当時たまにいた同系に対して激刺さりする最強カードだった。
当時緑白同系に対してはすごい自信があったけど、その自信の裏にはこいつの働きがあった。
緑白同系を見越してサイド後にマスティコアや悪斬を入れるのは当たり前。それらの更に上を行くエリシュノーンを入れて初めて「サイドボード」と呼べるのに、サイド後にも取ってないデッキばっかりでした。1枚入っているかいないかでこれだけ差がつくのはやっぱりこいつのカードパワーがイカれてる証拠でしょう。
ニューファイレクシアでは赤白剣、殴打頭蓋、四肢切断あたりがちやほやされてて、法務官は外れ神話とか言ってるやつらを獣相のシャーマンからエリシュサーチしてぶち殺した時なんかは爽快だった。
その後出産の殻デッキにも使ってたかな。どう考えてもEDHで強いからって500円で買っておいて正解だった。
8位《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》
撫子トークンを手っ取り早く大量に出すために必要だったんや!
デルバー相手に通った時の勝ち確感は異常。
緑白使ってた時にこれを出された時の絶望感も異常だったw黒緑剣はやくきてくれー!状態w
7位《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith(MBS)》
最初は当然使われる側だったカード。復讐蔦を出してるのにX=3以上で打ってくるかどうかで青黒コン使ってる相手がどれぐらいのプレイヤーなのかがわかる指標となるカード。
蔦が落ちてからは黒絡みのデッキを使う事が多くなったので自分で使う側に。
X=1でマナクリデルバー、X=2でミラクルやトラフトを流しながらグリッサが生き残ってアドバンテージ稼ぎまくって絶頂に浸ったり、大地主時代にはX=7でエリシュノーンごと流したりもした。
類似品に生命の終焉があったが、こっちは使われる側のみw
相手に生命の終焉打たれて正しい3枚のクリーチャーカードを墓地に送られた事が無い。大体終焉は打たれると逆に勝ちを確信するカードだったレベル
6位《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica(SOM)》
カウブレ全盛期からずっと使い続けてきた。唐突にハンドから現れる剣も破壊出来、殴打頭蓋が戻るのにスタックで割れるから相手の動きが鈍くなり、墨蛾も破壊でき、ミラクルに対しては何の剣を持たれててもチャンプでき、グリッサで回収までできる最強のクリーチャーだった。
たまにコントロール相手のメインでクロックをこれしか引かないで1点パンチを5ターンぐらい続けて勝手に自分の心が破壊された事もあったけど、大好きなクリーチャーです。
5位《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph(NPH)》
ニューファイレクシア発売日に買ったカード。獣相のシャーマン、殻、変形者が同居してた頃はプレイングの幅が広がりすぎて、発売日のFNMで頭がパンクしそうになった事が始まり。
相手の剣になって装備して殴る事が最初は多かった。
ZEN落ち後はグリッサ入りのデッキでずっと使ってた。伝説対消滅、適当に相手のでかいクリーチャーになる、追加の殻になる、相手の殻になる、剣になる、相手のミラクルになって相討ちをとる、ミケウスで不死を持って+1+1カウンターが乗った殻(意味不明)になる、・・・etc数々の現象、盤面を生みだしてくれたカード。最後の方は交易所にも入って2枚目3枚目の交易所になって脳汁溢れる盤面にも。
環境を変えてEDHでもずっとお世話になります!
4位《出産の殻/Birthing Pod(NPH)》
なぜ殻が4位なんだ(激怒)
他に上位に入るカードが多すぎるんだよね、それ一番言われてるから
殻もニューファイレクシア発売と同時に買ったカード。当時は晴れる屋予約販売の最初の値段が500円で、クッソ安いだろ・・・と思って4枚ポチったらその後発売日までに値段が下がってキレそうになった記憶が。
最初は復讐蔦を持ってくる装置として、復讐蔦から失われた真実のスフィンクス→蔦を捨ててハンドから2回唱えて蔦が2枚戻ってきてパンチなどなど
殻デッキが流行ってからは殻ヘイトしたデッキも作ってたけど、結局自分も殻を使い続ける事に。
俺全盛期の闇の隆盛ゲームデーの時も殻デッキでした。
これもEDHとモダンで今後普通に使うカードです。まだまだよろしくお願いします。
タオルケットをもう一度1のBGM集(http://www.nicovideo.jp/watch/sm7860137)を聞きながらこれ書いてるから段々涙が出てきそうになるwヤバいヤバい
3位《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas(MBS)》
いつだったかさんたさんから買い取ってからずーっと使い続けていたカード。まさか買い取った時はこんなに長い事愛用する事になるとは思いませんでした。3枚英語1枚日本語という言語のアンバランスさが途中から逆に愛着がわいてくるようになりましたw
最初は特に何も考えずに青黒テゼを組んで普通に崩して、少ししてグリッサとの最強の相性を持つ事に気付いてからは「テゼリッサ」と自分で名付けた痛いデッキで使ってました。
テゼの枚数、殻の枚数、グリッサの枚数はその時々で流動的で、ずーっと調整し続けてても全く飽きる事の無い自分に超マッチしたデッキだったと思います。
テゼの+1で殻を持ってきた時の対戦相手の驚く顔、テゼの-1で殻や呪文爆弾で対戦相手を殴りつけた事、逆に対戦相手の殻や剣を5/5にして破滅の刃や四肢切断でぶち壊した事、-4で強引にゲームをひっくりかえした事など、このカードだけでも忘れられないシーンが多く浮かんできます。
残念ながらEDHではちょっと使えないと思うので、今後これを使うとしたらモダンかレガシーになると思います。パッとデッキが思い浮かばないのでしばらくは思い出カードバインダーで眠ってもらう事になるのが残念。
TOP10の中で、スタン落ちしてから本当に使わなくなる期間がある程度とは言え出来てしまうのはこのカードぐらいかもしれない・・・
2位《裏切り者グリッサ/Glissa, the Traitor(MBS)》
ZENが落ちると共にM11がスタン落ちしたわけですが、その時俺は
「稲妻という強力なカードが落ちる事によって日の目を見るであろうカードは何か」
という事を真剣に考えていました。
当時のカードプールを全部片っ端から見ていて辿りついたのがこのカード。
先制攻撃+接死という戦闘においてはほぼ無敵な能力。3マナ3/3というちゃんと水準は保てているマナレシオ。対戦相手のクリーチャーが死亡するたびに誘発するアーティファクト回収能力。
特に墓地を活用したデッキをずっと好んで使っていた俺にとってはその誘発型能力が好きすぎてしょうがなかったです。
最初に組んだのは黒緑。情け知らずのガラクで対戦相手のクリーチャーを破壊して誘発させ、組み直しの骸骨を殻でサクってグリッサを持ってきて、アーティファクトは虚無の呪文爆弾と地平線の呪文爆弾。更に選別の高座を入れて骸骨を何度もサクってドローに変換して、高座をグリッサで回収して更にドローを進めるという完全にアドに取りつかれたデッキでした。
その後は白を入れて白タイタンでグリッサを回収してみたり、殻をメインに据えてみたり、青を混ぜてテゼリッサを完成させてみたりと常に使い続けていました。
グリッサ本人の枚数も2枚だったり3枚だったり1枚だったりと何度も調整していました。
当時は自分が使う変形者はすごく頼もしかったんですが、対戦相手の変形者はグリッサを処理される上に対戦相手の変形者はハンドに戻るというクソみたいな状況を作り出していて悩まされましたw
グリッサに執着してましたが結局高騰させる事は出来ませんでしたが、デッキを調整してても楽しいし、実際にプレイしてても色々と考えさせられるし、最高のカードでした。
今度EDHでグリッサジェネラルで組みます。ゲイヴと色がめっちゃ被るとはいっても組むしかないだろうこれは・・・
1位《虐殺のワーム/Massacre Wurm(MBS)》
俺の嫁と揶揄されたグリッサを押しのけて1位の座に上ったのはこいつです。
よく俺がサラチーニと呼んでるカードですね。あだ名の由来は、こいつが戦場に出ると大体更地にしてくれるからという単純なものです。大会レポで「序盤を凌いで相手が展開した所で虐殺のワームで更地にして終了」という対戦内容があまりにも多かったので、「序盤を凌いで対戦相手が展開した所でサラチーニ」とちょっと省略するためにつけましたw
グリッサ殻を使い始めた頃はこれは入れていなかったんですが、殻で持ってこれる除去として色々模索していた頃にこれを採用してみたのが始まりでした。
6マナ域は黒タイタンやワームとぐろなどの強力なフィニッシャーがいたので最初はこれを使うのは猜疑的でした。
同じ6マナとはいえトリプルシンボルでハンドに来たら出せない可能性が高く、タフネスも5で四肢切断で落ちてしまう。何より対戦相手の場にクリーチャーがいなかったら何もしてくれない。
しかし当時は緑白ビートとかトークンとかがちょいちょい流行っていたので、相手がガヴォニーで育てようとして展開した返しに虐殺のワームで押しつぶして、2:8ぐらいで不利な盤面から一気に勝ったりしました。霊誉の僧兵とか大好物でしたね。相手がドヤ顔で「今8/8ですね」って言った返しに顔面に叩きつけるのが楽しくてしょうがなかった。
「殻だからどうせ全体除去ないし、横に並べて数で押せば勝てる!」とか勘違いしてミラクルやらマナクリやらを全展開してきた対戦相手のクリーチャーを蹂躙するのが気持ち良すぎて何度もこいつには助けられました。
相手が黒タイタンで調子に乗って2回ぐらい殴ってきた返しのターンで出すだけでゲームを終わらせた事もありました。
白英雄をこいつ+ハンドから変形者でぶち殺した上に4点ライフルーズさせた事もあります。
デルバーに対して殻が通れば勝ち状態になったのはこのカードを持ってくれば大体勝てるからというのもありました。
発売日に「EDHでワンチャンw」とか言って英語ホイルを買ったのがまさかずっと「スタンで」愛用し続ける事になるとは思ってもみませんでした。このカードには感謝してもしきれないです。
ずっと苦手意識を持っていたミラクルを食い散らかしてくれてありがとう。
もうトップサラチーニしか勝てないじゃん・・・という状況でトップにきてくれてありがとう。
EDHでもちゃんとお世話になろうと思います。これからもよろしくお願いします。
ということでTOP10でした。
今回はEDHでも十分活躍出来るカードたちだったのでお別れという感じはなく、ただ舞台が変わるだけな感じなのであんまり悲しい気分にはならないですね。
何はともあれ、お疲れ様でした。
10位《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》
緑白の復讐蔦デッキの頃お世話になったカード。石鍛冶からこれを持ってくるのが基本。
殴打頭蓋のせいで石鍛冶が禁止になってからは普通に枚数積まないといけなくなったが、それでも普通に強かった。
テゼレットを使い始めてからはこいつを5/5にして殴ったり、殻を5/5にしてこれを持たせて殴ったりと意味不明な行動に巻き込んでしまって申し訳ない気持ちでいっぱいです。
9位《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite(NPH)》
カウブレ全盛期のニッセン予選時に緑白にピン差ししていた最終兵器。
カウブレに対しては通れば勝ちだけど基本通らないのでサイドインしていなかったが、当時たまにいた同系に対して激刺さりする最強カードだった。
当時緑白同系に対してはすごい自信があったけど、その自信の裏にはこいつの働きがあった。
緑白同系を見越してサイド後にマスティコアや悪斬を入れるのは当たり前。それらの更に上を行くエリシュノーンを入れて初めて「サイドボード」と呼べるのに、サイド後にも取ってないデッキばっかりでした。1枚入っているかいないかでこれだけ差がつくのはやっぱりこいつのカードパワーがイカれてる証拠でしょう。
ニューファイレクシアでは赤白剣、殴打頭蓋、四肢切断あたりがちやほやされてて、法務官は外れ神話とか言ってるやつらを獣相のシャーマンからエリシュサーチしてぶち殺した時なんかは爽快だった。
その後出産の殻デッキにも使ってたかな。どう考えてもEDHで強いからって500円で買っておいて正解だった。
8位《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》
撫子トークンを手っ取り早く大量に出すために必要だったんや!
デルバー相手に通った時の勝ち確感は異常。
緑白使ってた時にこれを出された時の絶望感も異常だったw黒緑剣はやくきてくれー!状態w
7位《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith(MBS)》
最初は当然使われる側だったカード。復讐蔦を出してるのにX=3以上で打ってくるかどうかで青黒コン使ってる相手がどれぐらいのプレイヤーなのかがわかる指標となるカード。
蔦が落ちてからは黒絡みのデッキを使う事が多くなったので自分で使う側に。
X=1でマナクリデルバー、X=2でミラクルやトラフトを流しながらグリッサが生き残ってアドバンテージ稼ぎまくって絶頂に浸ったり、大地主時代にはX=7でエリシュノーンごと流したりもした。
類似品に生命の終焉があったが、こっちは使われる側のみw
相手に生命の終焉打たれて正しい3枚のクリーチャーカードを墓地に送られた事が無い。大体終焉は打たれると逆に勝ちを確信するカードだったレベル
6位《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica(SOM)》
カウブレ全盛期からずっと使い続けてきた。唐突にハンドから現れる剣も破壊出来、殴打頭蓋が戻るのにスタックで割れるから相手の動きが鈍くなり、墨蛾も破壊でき、ミラクルに対しては何の剣を持たれててもチャンプでき、グリッサで回収までできる最強のクリーチャーだった。
たまにコントロール相手のメインでクロックをこれしか引かないで1点パンチを5ターンぐらい続けて勝手に自分の心が破壊された事もあったけど、大好きなクリーチャーです。
5位《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph(NPH)》
ニューファイレクシア発売日に買ったカード。獣相のシャーマン、殻、変形者が同居してた頃はプレイングの幅が広がりすぎて、発売日のFNMで頭がパンクしそうになった事が始まり。
相手の剣になって装備して殴る事が最初は多かった。
ZEN落ち後はグリッサ入りのデッキでずっと使ってた。伝説対消滅、適当に相手のでかいクリーチャーになる、追加の殻になる、相手の殻になる、剣になる、相手のミラクルになって相討ちをとる、ミケウスで不死を持って+1+1カウンターが乗った殻(意味不明)になる、・・・etc数々の現象、盤面を生みだしてくれたカード。最後の方は交易所にも入って2枚目3枚目の交易所になって脳汁溢れる盤面にも。
環境を変えてEDHでもずっとお世話になります!
4位《出産の殻/Birthing Pod(NPH)》
なぜ殻が4位なんだ(激怒)
他に上位に入るカードが多すぎるんだよね、それ一番言われてるから
殻もニューファイレクシア発売と同時に買ったカード。当時は晴れる屋予約販売の最初の値段が500円で、クッソ安いだろ・・・と思って4枚ポチったらその後発売日までに値段が下がってキレそうになった記憶が。
最初は復讐蔦を持ってくる装置として、復讐蔦から失われた真実のスフィンクス→蔦を捨ててハンドから2回唱えて蔦が2枚戻ってきてパンチなどなど
殻デッキが流行ってからは殻ヘイトしたデッキも作ってたけど、結局自分も殻を使い続ける事に。
俺全盛期の闇の隆盛ゲームデーの時も殻デッキでした。
これもEDHとモダンで今後普通に使うカードです。まだまだよろしくお願いします。
タオルケットをもう一度1のBGM集(http://www.nicovideo.jp/watch/sm7860137)を聞きながらこれ書いてるから段々涙が出てきそうになるwヤバいヤバい
3位《ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolas(MBS)》
いつだったかさんたさんから買い取ってからずーっと使い続けていたカード。まさか買い取った時はこんなに長い事愛用する事になるとは思いませんでした。3枚英語1枚日本語という言語のアンバランスさが途中から逆に愛着がわいてくるようになりましたw
最初は特に何も考えずに青黒テゼを組んで普通に崩して、少ししてグリッサとの最強の相性を持つ事に気付いてからは「テゼリッサ」と自分で名付けた痛いデッキで使ってました。
テゼの枚数、殻の枚数、グリッサの枚数はその時々で流動的で、ずーっと調整し続けてても全く飽きる事の無い自分に超マッチしたデッキだったと思います。
テゼの+1で殻を持ってきた時の対戦相手の驚く顔、テゼの-1で殻や呪文爆弾で対戦相手を殴りつけた事、逆に対戦相手の殻や剣を5/5にして破滅の刃や四肢切断でぶち壊した事、-4で強引にゲームをひっくりかえした事など、このカードだけでも忘れられないシーンが多く浮かんできます。
残念ながらEDHではちょっと使えないと思うので、今後これを使うとしたらモダンかレガシーになると思います。パッとデッキが思い浮かばないのでしばらくは思い出カードバインダーで眠ってもらう事になるのが残念。
TOP10の中で、スタン落ちしてから本当に使わなくなる期間がある程度とは言え出来てしまうのはこのカードぐらいかもしれない・・・
2位《裏切り者グリッサ/Glissa, the Traitor(MBS)》
ZENが落ちると共にM11がスタン落ちしたわけですが、その時俺は
「稲妻という強力なカードが落ちる事によって日の目を見るであろうカードは何か」
という事を真剣に考えていました。
当時のカードプールを全部片っ端から見ていて辿りついたのがこのカード。
先制攻撃+接死という戦闘においてはほぼ無敵な能力。3マナ3/3というちゃんと水準は保てているマナレシオ。対戦相手のクリーチャーが死亡するたびに誘発するアーティファクト回収能力。
特に墓地を活用したデッキをずっと好んで使っていた俺にとってはその誘発型能力が好きすぎてしょうがなかったです。
最初に組んだのは黒緑。情け知らずのガラクで対戦相手のクリーチャーを破壊して誘発させ、組み直しの骸骨を殻でサクってグリッサを持ってきて、アーティファクトは虚無の呪文爆弾と地平線の呪文爆弾。更に選別の高座を入れて骸骨を何度もサクってドローに変換して、高座をグリッサで回収して更にドローを進めるという完全にアドに取りつかれたデッキでした。
その後は白を入れて白タイタンでグリッサを回収してみたり、殻をメインに据えてみたり、青を混ぜてテゼリッサを完成させてみたりと常に使い続けていました。
グリッサ本人の枚数も2枚だったり3枚だったり1枚だったりと何度も調整していました。
当時は自分が使う変形者はすごく頼もしかったんですが、対戦相手の変形者はグリッサを処理される上に対戦相手の変形者はハンドに戻るというクソみたいな状況を作り出していて悩まされましたw
グリッサに執着してましたが結局高騰させる事は出来ませんでしたが、デッキを調整してても楽しいし、実際にプレイしてても色々と考えさせられるし、最高のカードでした。
今度EDHでグリッサジェネラルで組みます。ゲイヴと色がめっちゃ被るとはいっても組むしかないだろうこれは・・・
1位《虐殺のワーム/Massacre Wurm(MBS)》
俺の嫁と揶揄されたグリッサを押しのけて1位の座に上ったのはこいつです。
よく俺がサラチーニと呼んでるカードですね。あだ名の由来は、こいつが戦場に出ると大体更地にしてくれるからという単純なものです。大会レポで「序盤を凌いで相手が展開した所で虐殺のワームで更地にして終了」という対戦内容があまりにも多かったので、「序盤を凌いで対戦相手が展開した所でサラチーニ」とちょっと省略するためにつけましたw
グリッサ殻を使い始めた頃はこれは入れていなかったんですが、殻で持ってこれる除去として色々模索していた頃にこれを採用してみたのが始まりでした。
6マナ域は黒タイタンやワームとぐろなどの強力なフィニッシャーがいたので最初はこれを使うのは猜疑的でした。
同じ6マナとはいえトリプルシンボルでハンドに来たら出せない可能性が高く、タフネスも5で四肢切断で落ちてしまう。何より対戦相手の場にクリーチャーがいなかったら何もしてくれない。
しかし当時は緑白ビートとかトークンとかがちょいちょい流行っていたので、相手がガヴォニーで育てようとして展開した返しに虐殺のワームで押しつぶして、2:8ぐらいで不利な盤面から一気に勝ったりしました。霊誉の僧兵とか大好物でしたね。相手がドヤ顔で「今8/8ですね」って言った返しに顔面に叩きつけるのが楽しくてしょうがなかった。
「殻だからどうせ全体除去ないし、横に並べて数で押せば勝てる!」とか勘違いしてミラクルやらマナクリやらを全展開してきた対戦相手のクリーチャーを蹂躙するのが気持ち良すぎて何度もこいつには助けられました。
相手が黒タイタンで調子に乗って2回ぐらい殴ってきた返しのターンで出すだけでゲームを終わらせた事もありました。
白英雄をこいつ+ハンドから変形者でぶち殺した上に4点ライフルーズさせた事もあります。
デルバーに対して殻が通れば勝ち状態になったのはこのカードを持ってくれば大体勝てるからというのもありました。
発売日に「EDHでワンチャンw」とか言って英語ホイルを買ったのがまさかずっと「スタンで」愛用し続ける事になるとは思ってもみませんでした。このカードには感謝してもしきれないです。
ずっと苦手意識を持っていたミラクルを食い散らかしてくれてありがとう。
もうトップサラチーニしか勝てないじゃん・・・という状況でトップにきてくれてありがとう。
EDHでもちゃんとお世話になろうと思います。これからもよろしくお願いします。
ということでTOP10でした。
今回はEDHでも十分活躍出来るカードたちだったのでお別れという感じはなく、ただ舞台が変わるだけな感じなのであんまり悲しい気分にはならないですね。
何はともあれ、お疲れ様でした。
コメント
人によって色々なエピソードがあるトップ10記事を見るのは楽しいですねぇ~
色んな人のTOP10見るのは面白いよね。
未だに殻があんなに安かったのは不思議だと思います。
あの日kakeruくんに当たった瞬間からドローが最強になり始めた記憶があるんだよねw
>池っち
シェオルとか確かに一時期使ってたな・・・
>ニック・キューさん
お久しぶりです。最近晴れる屋に全然顔を出せていないっていう・・・池袋BMにも来てください!(ステマ)
発売当時はしょうがないとしても、DKAで不死が出た時とかはもっともっと騒がれて値段が上がっても良かったはず・・・値上がってからさばく用に何枚か確保したというのに・・・