心に残った化物語シリーズのシーンTOP10
心に残った化物語シリーズのシーンTOP10
心に残った化物語シリーズのシーンTOP10
6月3日、千石撫子誕生日企画!

この記事は


『心に残った化物語シリーズのシーンTOP10』


です。別に撫子に限定していない意味深なタイトルなんだよなぁ・・・





10位 スク水撫子「私を見て、暦お兄ちゃん」

なんとスク水の撫子は10位にランクインです。
解呪の儀式を北白蛇神社で実行する際に、蛇に締めつけられている部分が見えやすいように、腕と足が見えやすい服装ということでスク水を着ています。
基本的に暦お兄ちゃんや神原後輩に出来ることは無いので、「見守っていて」と言う意味での「私を見て、暦お兄ちゃん」ということです。

狙いすぎっちゃ狙いすぎですけど非常によろしいのではないでしょうか。
物語のクライマックス的な所だし、撫子の回想シーンも入るので相乗的に評価が上がりました。




9位 OP撫子(でもそんなんじゃだーめの所)

上目づかいでこっちを指さしてるところ。(参考:画像1)
いや、ヤバいでしょう。可愛すぎです。

上目づかいで萌えるのはありきたりと言えばありきたりですね。でも王道ならではの破壊力、安定感はあります。
特にこのシーンについて語る所は無いんですが(そもそもOPだからシーンなのかどうかすら怪しい)、なんでOPの撫子は髪が黄緑色なんですかね。不思議です。可愛いから良いですが。




同率7位 月火「絶対に振られることのない相手に恋をするのって、楽だよね」

囮物語で、撫子が暦お兄ちゃんの家で泊まった次の日に月火ちゃんとガチトークをしたところです。
撫子の不用意な質問「もしも撫子が可愛くなかったら……、月火ちゃんはあのとき、撫子と友達にはなってくれなかった……のかな」(囮物語p156)から月火ちゃんによる質問?攻めが始まります。
暦お兄ちゃんに彼女がいる事を撫子が知っている事を看破され、それでも暦お兄ちゃんを好きでいる事に違和感を感じた月火ちゃんがその感情を「二次元萌え」(囮物語p177)に例えて言ったセリフです。
暦お兄ちゃんを「手の届かないところにいる人間」(囮物語p177)と捉えて、その人を好きでい続けたら楽だからという理由だけで好きなんじゃないかと突っ込まれているわけですね。

この辺りは珍しく撫子の本心がよく表れるのでシーン全体を通して好きなのですが、特にこのセリフを言われた所がグッときました。まさに「二次元萌え」を上手く表現したセリフだと思います。
正直言って、俺の撫子に対する気持ちもその程度なんじゃないかと思った事もあります。でもこの問題は避けられないし解決できない問題だと思います。というかそもそも、これは相手が二次元でなくても生じる問題だと思います。
相手が本当に本心から自分の事を好きでいてくれているのかなんて言葉だけではもちろん分からないし、行動で示されたとしてもそれが本心から来たものなのか、本心を隠すためにやっているのか判断がつかないんじゃないでしょうか。
そもそも人間の感情なんて分かんないもんですからね。俺も撫子が俺の事を好きでいてくれていると思ってはいますが、それが本当のことかどうかはわからないです。それでも俺が撫子の事を好きなのは本心からだと思います。これも同じように本心から来るものだと撫子に証明する方法が無いのが歯がゆいですが。

撫子のセリフじゃないのでランクインするか微妙でしたが、撫子に関するセリフだったので良しとしました。




同率7位 蛇神撫子「片思いをずっと続けられたら―――それは両想いよりも幸せだと思わない?」 

これは↑のセリフと連動する所が多いので同率としました。
別々のシーンなのですが、これは蛇神撫子が貝木に問いかけている所です。(恋物語p115)
片思いは楽で、それを続けられたら幸せだと言っているわけですね。

楽だけど一方通行な片思いか、それとも両想いか。撫子は多分両想いは「しんどい」(囮物語p119etc)と言って敬遠するんじゃないでしょうか。
そもそも撫子は「人の体温が苦手」で「自分の体温と、誰かの体温が混ざるのが心底苦手」(囮物語p37)なので、しょうがないっちゃしょうがない事なんですよね。
いまいちそれがどういう感情から来るのかわからないので何とも言えないですね・・・でも撫子と両想いになるには避けては通れない問題だと思います。

非常に難しい問題もはらんでいて考えさせられるシーンだったのでランクインしました。




6位 待ち伏せ撫子「うん・・・達急動みたいだった。にゃおーん」

解呪後の話で、暦お兄ちゃんの学校の前でスク水を返却するために待ち伏せしていた撫子が、暦お兄ちゃんの反応を見てこういう表現をした場面。
撫子にしては珍しい猫語というポイントもありますが、撫子がマニアックな趣味を持っている事がわかるシーンですね。
俺はこれの元ネタを知らないので、別に懐かし補正とかいうわけではないです。
このシーンのイメージがあるので、撫子なら「池沼姉貴」のモノマネもしてくれるんじゃないかと思っているわけです。

こういったコミカルなシーンは安心して見れるので良いですね。化物語シリーズはコミカルなシーンと真面目なシーンがうまく混ざっていて良い物語だと思います。




5位 撫子「妥当な夢がかなわなかったら、ショックだもんね・・・・・・高い理想を掲げることは、きっと、自分を守る事なんだよ。だって叶わなかったとき、『やっぱり』って言えるもん」

唐突に重い話題ですね。
高い理想は良いのか良くないのか、と言う事で「クチナワさん」と話をしている所での撫子の意見です。
撫子のめんどくさがりな、諦めがちな性格が非常によく表れているセリフだと思います。
ただ、ここだけは数少ない撫子と意見がぶつかってしまう所で、俺はあくまでも理想が高くともそれに向かって努力していきたいと思います。『やっぱり』って言ったら負けかなと思います。

このセリフだけにとどまらず、化物語シリーズは心にグっと来るセリフがたまに出てくるのがすごいと思います。そういうシーンだけポストイットつけておいて後で読み返したいぐらいです。
「言葉遊びだ」と言われてしまえばそれだけなものも確かにありますが、この撫子の「高い理想」に対する考えはすごい考えさせられました。
ここまで真剣な話題についても影響を及ぼす撫子は本当に俺にとって偉大な存在だという事がわかりますね。




4位 蛇神撫子「撫子だよ!」

恋物語のネタバレです。
貝木が撫子vs暦+ひたぎの問題を解決するために北白蛇神社へ赴きます。
そこでまず賽銭として1万円札を入れてみると、あっけなく奥から「撫子だよ!」と言いながら撫子が登場します。
その時の撫子は"薄手の、ノースリーブの白いワンピース"(恋物語p107)という格好です。
普段は自室に暦お兄ちゃんを誘った時以外はあまり露出をしない撫子が外でも露出しているというのが新鮮で印象に残っています。しかもはつらつとした感じ。
本人はそんな明るい感じなのに"一本一本がすべて細い白蛇という恐ろしいデザインの髪の毛"(恋物語p107)と化していて、実際にアニメ化するとどういうビジュアルになるやら今から楽しみです。

もう蛇の神と化したわけですね。ここまで来ると、もうどんな形態をしていようと撫子であれば良いみたいな投げやり感すら感じられます。
ちなみにこういう「普通でない生き物を使役している少女」っていう構図が地味に好きなので、それも高評価の一因ですね。
このシーンは囮物語のちょっと後味悪い引き方と、蛇神撫子のファーストインプレッションの明るさの差が明確になっていて良いシーンだな、というのを感じました。ここもいわゆるギャップ萌えというやつでしょうか。




3位 撫子「―――うっせえんだよ!」

囮物語からのネタバレです。
もうネタバレになっちゃってるので普通に書きますが、これは先生に勝手に押しつけられた仕事が原因です。
撫子のクラスは全員険悪な仲で、その原因は簡単に言うと中学生の間で流行ってしまったおまじないのせいで、「誰が誰を嫌いか」が分かってしまい、全員疑心暗鬼になってしまったからです。
正直もうこのクラスどうしたって無理やろと思うのですが、先生も何も行動を起こさないわけにはいかないという事でクラス委員に仕事を任せたみたいですね。それでこのクラス委員が撫子というわけです。撫子は唯一このおまじないに手を出していなかったのでクラス委員に選ばれていたらしいです。
撫子はめんどくさがりだし撫子だからといって何が出来るわけでもないので全く手をつけていなかったわけですが、再三先生に進行状況を聞かれて、爆発してしまった所ですね。

先生としても苦肉の策だったのかもしれませんが、流石に委員に任せきりはあかんと思います。じゃあどうすればいいのかと言われても何も言えませんが、少なくとも委員に丸投げはダメでしょう。難しい問題ですよね。原作でもまさに"『喧嘩をするな』は強制することはできても。『仲良くしろ』を強制することはできません"(囮物語p199)と撫子自身言っていますしね。

この覚醒撫子を見た時、マジで胸がスカっとしました。ちゃんと言えるやん!って。実際撫子の身になったら穴があったら入りたい気分になってしまうと思いますが。
普段の撫子とのギャップを強烈に感じられた事と、真面目でない撫子の性格が露わになった決定的なシーンという事から3位という高評価になっています。




2位 前髪上げ撫子「教えてあげる・・・その体に」

偽物語にて、暦お兄ちゃんを自分の家(両親不在)に呼び、人生ゲームをしながら怪異について多少真面目な話をした後のシーンですね。

暦「ところで人生ゲームもそろそろ終わりそうだけど、千石、この後は何をする?」
撫子「ツイスターゲーム」
暦「へぇ~それは知らないなぁ。どんなゲームだ?教えてくれよ」
撫子「うん、教えてあげる・・・その体に」(画像2)
暦「アハハ、楽しみだなぁ」

という所ですね。
原作ではここで章が変わっているのでこの後どんな事が起こったのかは明記されていません。
アニメでも明確に表現はされていませんでしたが、大分危ない体勢にはなっていたみたいですね。
更に、このセリフ自体は化物語シリーズのCMのなでこスネイクの所でも使われていてセリフだけでも十分俺は好きだったのですが、アニメではその時の撫子の表情をしっかり描写してくれましたね。もう完全に野獣の眼光でした。最高だと思います。内気な撫子が豹変する感じ。たまらんですね。

作中ではこのシーン以降、暦お兄ちゃん以外のキャラクターからは「撫子=ラスボス」という風に捉えられるようになります。
この辺りから撫子のヤンデレ成分が少しずつ出てくるわけですが、そのおかげで俺の中でヤンデレに対する拒絶感が無くなり、むしろ今ではヤンデレ萌えと言えるかもしれない域まで達しています。
つまりこのシーンはただ撫子の豹変っぷりを示しただけではなく、俺自身のいわゆる「属性」までも変えてしまったという事で2位という高ランクを得ています。

そもそも現実世界での自分自身の性格や好みを変えられるほど影響力を持つものっていうのは、割と大きな存在だと思います。
偉大な先輩、先生に教えられた事で初めて自分の短所長所に気付く事もありますし、親友に言われたアドバイスで人生が大きく変わる事だってあると思います。
この場合だと撫子の一言とそれに付随する周りの反応によって俺自身の性格が変わったわけですから、「撫子=俺の人生において強い影響力を持つ大きな存在」という図式を示してくれた大事なシーンの一つと言えるのではないでしょうか。




1位 幼少期撫子「お兄さんの事・・・暦お兄ちゃんって!・・・呼んでも・・・良いですか・・・?」

1位はここですね、撫子が解呪の儀式する所での回想シーン。
暦お兄ちゃんの妹の月火ちゃんに誘われて月火ちゃんの家で遊んだ時に暦お兄ちゃんに会って憧れるわけですね。
暦お兄ちゃんって!の所までは勢いよく言えたけど、そこで一気に萎縮しちゃう所が内気な撫子らしいシーンですね。最高に可愛い。
そこで流れてくるBGMが『暦お兄ちゃん』(ttp://www.youtube.com/watch?v=2_gqLnbIqVw)です。めっちゃ良いですね。こういうオルゴールアレンジ曲は好きです。そもそも恋愛サーキュレーションが神曲なので、それのオルゴールアレンジとか神曲にならないわけがないんですよね。卑怯です。

暦お兄ちゃんに対する憧れと異性に対する好きという感情が混ざり始めた決定的な瞬間と言えるのではないでしょうか。
撫子の暦お兄ちゃんに対する想いが珍しく直接的に伝わってくるシーンだと思います。暦お兄ちゃんは忘れていたみたいですが。
月火ちゃんともっと深く関わっていたらこんな報われない感じにはならなかったんじゃないかとも思います。でも流石に撫子と月火ちゃんじゃ元々の性格が違いすぎて合わない可能性はありますね。
撫子が月火ちゃんみたいにはつらつとした性格になることは多分無いですからね・・・どうすりゃ良かったんかなぁ・・・

普通の中学生の撫子も好きですが、幼少期の撫子もめっちゃ好きです。まぁもちろん俺が元々ロリコンだったっていう事もあると思いますが、幼少期が一番好きです。と言っても他の時期の撫子との差は微粒子レベルですが。
幼少期撫子(純粋)→再会時撫子(純粋/打算半々)→前髪上げ撫子(ハンター)っていう感じで偽物語までは大まかに時期によって性質が変わりますが、どの時期の撫子も好きです。
幼少期撫子はマジで見てるだけで心が洗われるような気持ちになります。
今の俺のPCのデスクトップの壁紙が画像3にありますが、その日どれだけマジックの大会でボコボコにされて荒んだ気持ちになってもこの壁紙の純粋な撫子の顔を見るだけでささくれ立っていた心が落ち着きます。それでもキレてる記事を書いている時は、撫子であっても抑えきれないほどの感情の高ぶりだったんだな、と捉えてもらって構いません。
ちなみにこの画像のシーンは上記のセリフのシーンではなく、幼少期撫子が人生ゲームを遊んでいる所です。内気な性格の撫子を月火ちゃんが遊びに誘ってくれたので、撫子も楽しめているようです。ほほえましいですね。


PCの壁紙をこの画像にすることになってから、いくら苛立っていてもPCのスクリーンを殴る事は無くなりましたし、自分がロリコンだった時期も思い出せて、一挙両得、更には普段の精神安定にもなると言う事で堂々の1位になりました。





あれ、なんか撫子が出てくるシーンばっかりになっちゃいましたね(すっとぼけ)


ちょっと長め?でしたがTOP10いかがでしたでしょうか。化物語シリーズを見た人で、この中の一つも印象に残っていない人は残念ながら俺とは友達にはなれないですね。むしろ敵です。




ちなみに、他にランクインしそうだったシーンは↓になります。



暦「やめてくれ。千石。お願いだから、ありがとうなんて、言わないでくれ」(この時の撫子の笑顔が可愛い)

待ち伏せ撫子「あ・・・暦お兄ちゃん、待ってたよ」(俺も待ってて欲しい)

撫子「欲しいところに欲しい突っ込みを入れてくれるよね、暦お兄ちゃんって」(この時の撫子の笑顔が怖い)

ぐるぐる撫子(可愛い)

「みんな撫子のこと、可愛い可愛いってしか、言わないんだもん」(重要なセリフ)



どのシーンも捨てがたい所でしたね。



コメント

nophoto
2013年9月16日17:34

殺しにきたぜ、千石

暦お兄ちゃんなんて大っ嫌いだよ!

なんと撫子、好きな人をぶっ殺せるの

他はこのあたりですかね。

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