パソコンのフォルダを整理してたら、前に作った(もしくは考えた)デッキのレシピが結構見つかりました。

その中でこのDNでも何度か、そして実際に会った人とも何度か話題に挙がったあのデッキのレシピを発見しました。
完全版なのか暫定版なのかわかりかねますが、せっかくなので乗せておきます。




2010/7/1


21 《島/Island》
2 《戦慄の彫像/Dread Statuary》

4 《マーフォークのスパイ/Merfolk Spy》
4 《コーシのペテン師/Cosi’s Trickster》
4 《巻物泥棒/Scroll Thief》
4 《マーフォークの君主/Merfolk Sovereign》
4 《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander》

4 《マナ漏出/Mana Leak》
4 《呪文貫き/Spell Pierce》
4 《縮退/Diminish》
3 《睡眠/Sleep》
2 《送還/Unsummon》




そう、M11ゲームデーでごらくさんと死闘を繰り広げたあの青単マーフォークである。

アラーラブロック+ゼンディカーブロック+M10+M11というカードプールで当時は若干ジャンドの勢力がヴァラクート、青白タップアウト、徴兵orキブラーバントによって抑えられていた頃でした。

動機はよく覚えていないんですが、
「青白タップアウトとか青白コンとかが多いならクロックパーミッションで良いんじゃない?(小学生並の発想)」
とか考えてた気がします。

各カードの解説とかコメントとかしてみましょう。


21 《島/Island》
今の俺からするとちょっと多めですね。もう少し削れそう。


2 《戦慄の彫像/Dread Statuary》
ビートにはミシュランを入れるとラス耐性がついて良いですよね。
こいつはパワーだけ見ればこのデッキの最大クロックになります。
分からん殺しでこいつで勝ったゲームが1回、普通にこいつで2回ぐらい殴って勝ったゲームが数回ありました。


4 《マーフォークのスパイ/Merfolk Spy》
なんだこのカード!?(驚愕)

1マナ1/1島渡り、攻撃が通ったら相手の手札を1枚無作為に選び、それを公開させる。

この微妙な感じ、たまらないですね。
当時の環境は1ターン目に島出したら基本的に何も出さないデッキばっかりだったので、1ターン目に島からアクションが起こる事自体が異常でした。
更にこの謎の能力。
まぁ何度も誘発したことはあるんですが、そのたびにお互いに「そう・・・(困惑)」という実に気まずいというか、微妙な空気になりました。何しろ見るだけですからね。
メモすらとる必要ない。何しろ1枚だけですからね。
書いてて思い出したんですが、こいつで一回だけ劇的な止めを刺したことがありました。
確かサークルの先輩の青黒系のコントロールとやった時でした。曲がりなりにもクロックパーミなので多少相性は良く、相手のライフを残り1まで削れました。しかし相手に嵐潮のリヴァイアサンを出され、こっちの場にいた珊瑚兜(レベル4)が破滅の刃で除去られて、もうこっちフライヤーいねぇよ・・・と思って返しのターンに引いたのがこいつ。

すげぇ!こいつ島渡り持ってるから殴れる!!

それまでにハンドを結構消耗し合っていたので、それでラスト1点を華麗に決めて終わりました。

こんな序盤から長文書いてて大丈夫なのか・・・?


4 《コーシのペテン師/Cosi’s Trickster》
マーフォークを組もうと思った原因となったカードの一つ。
当時はフェッチ、ランパンなんかが多く用いられていたので、シャッフルしない相手というのが滅多におらず、こいつは青いナカティルなんじゃないのか?と思っていました。今はもう青いナカティルと言えばあのクッソ汚い虫人間がいますが。
最大で5/5までなって、これとロードとカウンターだけでヴァラクートをぶち殺した事が1回だけありました。全くもって信じられない話ですね。俺自身もその光景が信じられませんでした。
こいつもまた1ターン目にキャスト出来るクロックで、こいつは強力なキープ基準になります。


4 《巻物泥棒/Scroll Thief》
攻撃が通ったら1ドロー。
地味ですが、このデッキはこいつでしかアドが取れません。
相性最悪のジャンド相手に後述のマーフォークの君主と睡眠で必死にブロッカーをどかして解答を探しつつライフを削りに行き、右手が最高に光って3ターンも殴れたんですが結局ライフを削り切れずに血編み+トリナクス軍団に一瞬にしてズタズタにされた事を今でも覚えています。何しろこっちは3ターンかけて与えたダメージを1ターンで相手は与えてきたわけですからね。その時の対戦相手の苦笑いも覚えています。俺はずっと覚えていますよSZKさん!!!!1!!111!!


4 《マーフォークの君主/Merfolk Sovereign》
巻物泥棒と最強のタッグを組むロード。
アンブロッカブルのカササギとか影魔道士の浸透者みたいで素晴らしいですよね!俺は影魔道士は使ったことはありませんが。
それが無くともロードはロードなので普通に打点アップに貢献してくれるし最後の数点であればその能力によってねじ込むことが可能です。なんだかいきなり普通のカードパワーのカードが出てきましたね。

4 《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander》
そしてこのレガシーでも通用するクリーチャー。
コーシのペテン師に次ぐキープ基準となるクリーチャー。
ロードでもありますが、普通に超優秀なフィニッシャーです。最大レベルになったら4/4飛行とかマーフォークじゃねーだろお前!っていう。
このデッキで勝つ時は大抵こいつを出した時です。それ以外で勝てたのは本当に一握り。


4 《マナ漏出/Mana Leak》
説明不要。今でこそこのカードに悩まされてて、ジェイスがあるのになんでこれ再録したんだよクソが・・・と思ってましたし今でも思っていますが、当時はこのカードにすごい救われました。このデッキをデッキたらしめるカードと言っても過言ではないほど活躍してくれました。でもそろそろスタン落ちしろ。


4 《呪文貫き/Spell Pierce》
当時このスペルをスタンで使っていたデッキはあんまり無かったと思います。その後でヴァラクートVSコントロールみたいな事になった時はランパンや召喚の罠用に採用され始めましたが。
2T目珊瑚兜、3T目にレベル2個あげて殴ります→じゃあ稲妻で^^→呪文貫き
の流れが最高でした。
これで初めてPWや審判の日を打ち消せた時は絶頂を覚えるほどでした。
クロックパーミッションらしい良いスペルだと思います。カウンターは基本的に嫌いなんですが、これだけは許した。


4 《縮退/Diminish》
除去枠ですね。チャンプアタックと見せかけて一方的に相手のクリーチャーをよく倒しました。飛んでる状態の珊瑚兜の司令官で悪斬を一方的にはたき落したこともありました。
更に、タイトなダメージレースになった時に相手のアタッカーに撃って疑似的なフォグにしたりもしました。
何度か見せる事によって相手にブラフをきかせる事も出来ましたね。


3 《睡眠/Sleep》
リミテではエンドカード。ならスタンでもエンドカードになり得るんじゃないの?という発想に基づいて採用しました。
そびえ立つゼンディカーの報復者+トークンをガサーっと寝かせて2回殴って勝った事もありました。
次のターンアンタップしないとかヤバいですよね。コーの鉤の達人でも同じ快感を味わったんですが、やはりこれでもブッパされた悪斬を寝かしてGGということもしました。
他の除去ではどうしようもなかったジュワー島のスフィンクスもこれで寝かせましたねw
前述した巻物泥棒VSジャンドの時はこれを3枚引き切りました。


2 《送還/Unsummon》
最近は蒸気の絡み付きがよく使われているのでわざわざこのカードの使い方を説明するほどでもないでしょう。
当時蒸気の絡み付きがあればなぁ・・・



ということで結構な長文になってしまいました。
他にも一時期採用していたものとかあると思いますが、基本的にこの辺のカードは常に入っていたものだと思います。


カード1枚1枚をものすごい吟味して採用し、プレイングをすごい考えたのはこのデッキが一番だと思います。何しろ普通にプレイしててもほとんど勝てませんからね。

もうこんな疲れるデッキは使いません。



コメント

くいろ
2012年1月23日0:27

スタン復帰直後は鋼張って6/4になった戦慄の彫像や5/5になったダークスティールの歩哨でPWとかをぶっ倒してたなぁ……。

さんた
2012年1月23日0:32

最後の一文。

まぁ、トークン使えないですもんねw

KBTKN
2012年1月23日0:40

菅野美穂(8bit)

PPU@キアヌ
2012年1月23日13:57

>くいろくん
すごいヘビーなデッキだねw

>さんたさん
それに俺今こういうデッキ使っても多分他のDelver使いの人のプレイングに追いつけないんで・・・

>UMAさん
記事にそぐわないコメントはやめていただけますかねぇ・・・(震え声)

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索